会社概要
名称 | 株式会社 共立陸運 |
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所在地 | 〒550-0021 大阪府大阪市西区川口2丁目7番33号 TEL 06-6583-6400 Fax 06-6584-4103 |
代表取締役 | 久保 知嗣 |
営業品目 | 一般貨物運送業(近運自貨957号) |
所有台数 |
2tウィング 1台 2t 幌 1台 3t 冷凍 1台 2t ロング箱 1台 2t 冷凍 3台 1.5t 箱 1台 |
関連会社 | 株式会社共立トランスポート(軽貨物運送業) ・貨物利用運送事業(近運自貨652号) 社団法人全国軽貨物LINE協会 |
創業ヒストリー
『運送』が私と従業員の生き方を変えてくれました
世間を全くしらない何も夢も希望をもってない27才の男がパチンコ屋でアルバイトをしていて生計をたてていました。
ある日、中学校時代の先輩が私の職場にジュースを納品に来ました。久しぶりの再会だったので、一度飲みに行こうと誘われました。 その先輩は、自ら会社を立ち上げて運送会社の社長をしていました。
うちで働かないか?と誘われ、自分も車が好きだし体を動かすことが好きだったので簡単に承諾しました。
初出勤の時、先輩からボロボロの軽四トラックを渡されました。
その車は真夏なのにエアコンが効かない。タイヤはワイヤーが出て荷台のホロは穴があいた車でした。これで配送するのかと大丈夫かとビックリしました。
職場はある大手の運送会社でした。到着したら自分のおやじくらいの年齢の方ばかりで、またおどろきました。
自分の配送エリアは商店街の地域ばかりで荷物のカサが大きく売上があまり上がらないところで、手元に満足な報酬がなかなか入ってこない状態のため母親にもいつもお金を借りました。
母親も心配になり「あんた、何で仕事を休みなく働いているのにお金がないの」とよく尋ねられましたが、いつも返事に困りました。
今では母親は、家族全員があの頃は、本当に仕事をしていたのか、かなり疑っていたらしいと、当時のことをよく私の妻に話をするそうです。
毎日朝6時から夜の8時ぐらいまで、ほとんど休みなく働きました。仕事ばかりしている自分に嫌気をさし2年間付き合っていた彼女とも別れることになりました。
6ヶ月間休むことなく働き続けました。とうとう決心しました。
この状態では生活していけない。でも、せっかく先輩が声を掛けてくれたのに申し訳ないと思いましたが、おもいきって先輩に「自分も独立したいです」と話をしました。先輩は心よく承諾してくれました。しかし簡単に仕事が見つかりませんでした。
同業者の人を通じて声を掛け、運送会社の下請けのヒマゴ請けの下の下の仕事からのスタートでした。空いている時間を利用して飛び込み営業、テレアポ営業、チラシの配布を毎日しました。徹夜して東京や福岡も何度も走りました。
でも、お客さまからいつもご苦労さま「ありがとう」と声を掛けてくれた一言が15年たった今でも忘れません。運送を通じて自分も人の役に立てていること生きがい、やりがいを感じ夢と希望をもって従業員と働くことができ、本当に誰よりも幸せです。
これからは運送会社に元気を与え、社会に貢献していきます。