物流の会社に転職するならどんな資格が必要になる?
2019.1.27
現在物流業界は人材不足とされています。
今後もその傾向は続くとみられ、一度就職が決まるとずっとその道で生きていけることが魅力の一つです。
そんな物流業界ですが、転職する際には、何か資格が必要となるのでしょうか。
今回は、物流で必要になる資格について見ていきましょう。
□物流業界とは
はじめに、そもそも物流業界とはどういう業界なのかということを見ていきます。
物流業界とは簡単にいうと、モノを運ぶ会社、倉庫を運営する会社が当てはまります。
もう少し詳細にみると、物流業界は陸運、海運、倉庫といった3つに分けることが可能です。
陸運で有名なところは日本通運、日本郵便といったところ、海運では日本郵船、商船三井など、倉庫は三菱倉庫、住友倉庫などです。
今回はドライバーに転職されようと考えられる方が多いと思われるので陸運に絞って見ていきます。
□陸運の仕事
ドライバーとして転職される場合、基本的にはトラックの運転をすることになります。
トラックの種類は以下の通りです。
*軽トラック
*小型トラック(2トン)
*中型トラック(4トン)
*大型トラック
*トレーラー
これらの種類のトラックは運ぶモノの種類によって変わってきます。
家庭向けなどの軽配達の場合は軽トラックなどが使われます。
また、ドライバーは荷物をただ運ぶだけでなく、荷物の積み下ろしなどの業務もあり、体力は少し必要といえます。
□資格
基本的にドライバーの仕事はトラックの運転だということは分かりましたが、実際物流業界に転職するにはどのような資格が必要なのでしょうか。
これは、運送会社がどのような荷物を取り扱っているのかによっても変わってきます。
*軽貨物の場合
転職先の会社が軽荷物を取り扱っている場合、基本的には普通免許で運転が可能なので新たに資格を所得する必要がありません。
さらにいえば、現在はどこも人材不足なので、未経験であっても歓迎されます。
*中重量以上貨物の場合
会社が中重量以上の荷物を取り扱っているならば、自動車免許のなかでも、大型、中型、大型特殊、けん引などの免許を新たに所得する必要があります。
これらの大型や中型の免許は、普通免許を持っていて新たに取得する場合で約40~50万円の費用がかかります。
□まとめ
基本的に物流関係の会社に転職しようと考えたときに、資格として必要になるのは運転免許です。
そして、普通免許しか持っていなくても転職できる物流の会社もあるのでぜひ探してみてください。
今回の記事が皆さんの良い転職をされる一助になれば幸いです。